漫画はお好きですか?
今回はわたしが大学時代ドハマりし、社会人になった今でも読んでいることができる漫画「ソラニン」についてお伝えしたいと思います。
(ネタばれは極力しないよう書きます。)
作者は浅野いにお
作者は浅野いにおさんです。
最近では「デッドデーモンズデデデデデストラクション」や「おやすみプンプン」で有名ですね。
ただ、これらを書く前の、この「ソラニン」で売れたかと思います。
主人公は大学時代から付き合っているカップル
会社員になった女性「芽衣子」と、ギターが趣味でフリーターの男性「種田」の物語です。
二人は大学時代に付き合い同棲している24歳の社会人です。
芽衣子には特にやりたいことなく才能もないと自覚しており、会社も給料がいいから「まぁいいや」で過ごしています。
ただ、学生気分が抜けないのか、社会人に向いていないと思う芽衣子は、上司の些細な対応に「仕事やめちゃおうかな。」と寝ている種田に愚痴をこぼします。
そこで実は起きていた種田が「やめちゃいなよ。本当にそうしたいのなら。俺がどーにかする。」と答えます。
仕事を辞めた芽衣子とフリーター種田カップルの誕生です。笑
音楽を真剣にやって売れたいフリーター彼氏
大学の軽音サークル時代からの友人「加藤」と「ビリー」といまでも月に2回のバンド練習をしている種田。
芽衣子が仕事を辞めたことにフリーターの自分がこれからどうしていけばいいのか真剣に考えていくことになります。
いつまでもフラフラと趣味のバンドをやりながらフリーターを続けるのはだめだと思っている。
しかし、会社員になるよりもバンドで成功したいという気持ちがあり、悩んでしまう。
自分では平凡なのに本気でやっている人に勝てないと予防線を張っていくのですが、芽衣子に「本気でやってよ。」と言われ、「本気でやってだめだったらどうするの?」と返すもやってみることを決意します。
そこで種田が本気で作った曲が「ソラニン」です。
加藤とビリーに協力をお願いし、CDを作ってレコード会社やライブハウスに送り込みます。
これで何もきっかけがつかめなかったらバンドは解散と決意。
果たして、どこかから連絡はあるのか。
芽衣子と種田はこれからどうなるのか。
人間の心理と恋愛模様が複雑に入り込んだ「ソラニン」を是非読んで頂きたいです!
映画ではアジカンが楽曲提供
2006年に1巻が発売されたソラニン(2巻で完結)ですが、2010年に宮﨑あおいさんと高良健吾さんが主役で映画化しております。
いま話題の桐谷健太さんも出ています。
そして「ソラニン」の演奏シーンもあります。
漫画に出てくる歌詞から曲を提供したのがASIAN KUNG-FU GENERATION(通称アジカン)です。
すごくしっくりきますのでこちらも是非聞いてみてください。
また漫画の方ですが、完全版が発売されており、中身は一緒ですが、最後にスピンオフが掲載されています。
気になる方はこちらもどうぞ。
学生のみなさまはこれから就職していくかと思いますが、社会人のみなさまで現在仕事や生活に満足していない方は改めてこれからを考えてみてはいかがでしょうか。
※ただし自己責任でお願いします。
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